小説的なのの冒頭を書いてみたけどなにこれ
中の下。
その少年を形容するのに、時間はかからなかった。
探さなくてもどこにでもいそうな、普通の少年。
可も不可もない、否、正確に言えば若干の不可寄りで、得意なことは特に無し。
いじめられるほど地味な存在でも無し、かと言って輝くような人気者でも無し。強いて言うなら存在感は周りと比べて無し。
友人は多くもなく少なくもなく、家族は自分を含め4人。至って普通の家庭に、至って普通に育つ。
朝は起こされるでもなく一人で起き、昼には両親を手伝い、友人と遊ぶ。夜にはきちんと寝、また変わらぬ朝が来る…。
名を、ルテオ・セーディア。北西にある辺境の村、ハルル村に住む。
その少年ルテオは、この繰り返される毎日に多少の嫌気がさしていた。
しかし、その変わらぬ毎日を変える努力はまったくしない。
しない、いや…したくない、それだけのことだ。
無理に変わって非凡な生活を送るよりは、無理をせず平凡に平和でいればいい。
少年は、変わることは努々望んでいないのであった。
お久しぶりです…
モタオリ作品、伝説も勇者も楽じゃない(仮タイトル)の冒頭(予定)を載せてみる。
「小説家になろう」サイトさんにも載せようかと検討中。
ここ以外で上げるまではいかないかもしれないけど、つづきできたらこのブログに載せますよ。
将来的にはストーリーをこのような形式で載せていこうと思ってます。
小説ではないけど、ラノベでもないよなぁ。
今日はおわり!